この記事では和暦から西暦に換算できる簡単な方法をご紹介します。
最初は難しく感じるかも知れません。ですが、実際は簡単、コツは覚えるだけです。
覚えてしまえば簡単に脳内変換でき、逆の西暦から和暦の変換も出来る様になります。
【大正・昭和・平成・令和 を簡単に西暦に】和暦と西暦の換算のコツと覚え方
和暦から西暦に換算、変換する方法は、
【 各元号ごとの、基準年数 】を覚えて、足し算するだけです。
★ 和暦から西暦に変換する方法
【 各元号ごとの、基準年数 】を覚えて、足し算するだけ
最初は難しいように感じるかも知れませんがやる事はこれだけです。
①各元号の基準年数を覚える
②元号の基準年数に足し算をする
このたった2つの事で和暦から西暦に脳内変換が出来ます。
①の覚えるのが大変そう。。。
でも大丈夫です。最初は覚えなくても大体の雰囲気が分かるだけで良いので、そのまま読み進めてください。
そして、何度か反復して覚えてください。一度、覚えると一生役に立つ知識になります。
和暦と西暦の一覧表が見たい方はこちらの西暦 和暦 干支 早見表の記事をご覧ください。いちいち換算せずに一覧表で見る事が出来ます。
各元号ごとの基準年数と一覧表
この表の基準年数をご覧ください。基準年数は西暦を計算する時にベースとなる数値になります。
各元号ごとの基準年数 | |
元号 | 基準年数 |
大正 | 1911 |
昭和 | 1925 |
平成 | 1988 |
令和 | 2018 |
この基準年数は和暦元年の西暦から1を引いたものです。
基準年数 = 和暦元年の西暦 ー 1
↓ ↓ ↓
和暦元年の西暦 ー 1 = 基準年数
(例)
2019年 ー 令和元年(1年)= 2018 … これが基準年数
この基準年数を覚えるのが和暦西暦換算の要となります。
ここではまだ覚えなくて大丈夫です。そのまま読み進めてまずは仕組みを理解しましょう。
基準年数と和暦で西暦が分かる
この基準年数を覚えていると、例えば
「令和7年って西暦何年だっけ?」
といった時にスッと
「西暦2025年ですよ。」
と回答出来ます。
頭の良い方は気づいたと思います。基準年数に和暦の年数を足すと西暦になるのです。
仕組みは簡単です。この覚えた数字に和暦の年数を足すと答えの西暦がでます。
試しに、例題を見て見てください。
例えば令和7年だと西暦何年になるでしょうか? 令和の基準年数は2018です。
この基準年数の2018に令和7年の7を足すと2025、つまり西暦2025年となります。
基準年数2018 + 令和7年 = 2025 … 令和7年は西暦2025年
平成の場合も見て見ましょう。
平成10年の西暦が何年になるか計算してみましょう。 平成の基準年数は1988です。
コレに平成10年の10を足すだけです。
1988 + 10 = 1998 … 平成10年は西暦1998年
どうですか?理解出来ましたか?
難しい、分からない方はこの仕組みが分かるまで何度か読み返してみてください。
一度仕組みを理解してしまえば簡単な内容です。
語呂合わせで基準年数を覚えよう
では、次にこの基準年数の覚え方を紹介していきます。
基準年数は語呂合わせで覚えましょう。下記の覚え方の表の太字部分を語呂合わせにしています。
各元号ごとの基準年数 | ||
元号 | 基準年数 の覚え方 | 基準 年数 |
大正 | 大正デモクラシー、 自由求め行く人々 | 1911 |
昭和 | 高度経済成長、 い~国、GO! | 1925 |
平成 | 女性の社会進出、 行く母 | 1988 |
令和 | れ・い・わ (0・1・8) | 2018 |
「大正行く人々、昭和い~国、GO!、平成行く母、令和れいわ」流れでこう覚えても良いかもしれません。
一度に覚えるのは難しいので時間や日を置いて何度か反復して覚える様にしましょう。そうした方が覚える時間のコスパが良いのです。
その理由は時間や日をあけて学習する方法を分散学習と言い、記憶の定着を強化させるのに良い学習法だからです。
この学習方法について興味がある方は【 分散学習 や 忘却曲線 】で検索してみてください。
この語呂合わせで覚えてしまえば、あとは簡単ですね。繰り返し覚えて記憶を定着させましょう。
西暦から和暦に変換する方法
これは和暦から西暦の変換方法を覚えてマスターすれば簡単に出来ます。
和暦から西暦にする時は基準年数に和暦年数を足していましたが、今回はその逆です。
和暦から西暦の変換をまだ覚えてない方は、混乱する原因になるので、まだコチラは覚えないようにしましょう。
西暦から基準年数を引いた下2桁が和暦になります。
例題③
2020年は令和何年でしょうか?
(例)2020年 - 令和の基準年数2018 = 2 … 令和2年
ここで一つ気を付けるのが間違えて平成や違う和暦の基準年数で計算してしまうと実在しない和暦の年号になるので気を付けてください。
変換したい西暦より小さい基準年数で、一番近い基準年数を和暦変換すると覚えればOKです。
例えば、2020年だと2020未満で一番近い基準年数2018になります。
もし、誤って基準年数1988を使って変換した場合はこうなります。
例題④
2020年は和暦何年でしょうか?
(例)2020 - 平成の基準年数1988 =32 … 平成32年
実際、平成31年まででその年に令和元年になったので平成32年は存在しません。
これを応用し、今が平成だったら、昭和だったら〇年という事も導き出せます。
もうひとつ例を見てみましょう。
例題⑤
2005年は平成何年でしょうか?
(例)2005年 - 平成の基準年数1988 = 17 … 平成17年
先程の例題④の様に同じく応用して、2005年がもしも昭和だったら、、、という計算も出来ます。その場合は、この様になります。
和暦から西暦変換より西暦から和暦の変換の方が少し難しいのですが、こちらもコツを掴むと簡単です。
Twitterでも覚え方が話題
Twitterでも色んな覚え方が話題になっています。
昭和→西暦から25引く。
平成→西暦から88引く。
令和→西暦から18引く。
覚えとこ。— はなかみー (@hanakami0709) April 1, 2019
令和の基準年数は覚えやすい!
「令和何年か分からなくなったら西暦の下3ケタから018 (れいわ) を引けばいい」というTips、「なるほど覚えやすい!!!」となるより「提出書類などから和暦を滅ぼして西暦に統一しろ」という感想しか出てこない
— hanpeeeeeeeen (@hnpn914) May 3, 2019
書面に印刷して効率化している方も。
和暦⇔西暦の変換は常にストレスだったので、諦めて変換表を常備するようにしたけど、これでもストレス。 pic.twitter.com/sGywAsUQaB
— よしはま行政書士事務所 (@yoshihama_gs) July 7, 2020
一覧表を印刷したい方はこちらの西暦 和暦 干支 早見表の記事の必要な部分を印刷してご利用ください。
以上、【大正・昭和・平成・令和 を簡単に西暦に】和暦と西暦の換算のコツと覚え方でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。