投資をする上でうまく成功するには先人の経験や様々な投資手法を学ぶ事が大切です。この記事では格言から学ぶ投資を失敗しない心得から失敗する時の事例を紹介します。
①命金には手をつけるな(いのちがねにはてをつけるな)
株や投資信託などの投資商品で投資をするには余裕資金で行うことが大切です。
今後必要となる大切な命金(お金)まで投資をしてしまっては最悪、無くなってしまう可能性があります。投資の世界でも、貧すれば鈍するのことわざの通り、余裕がなくなると正しい思考と余裕が無くなります。
この格言は投資で大事な資金を投資するなという教訓です。余裕資金で行わないと失敗した時に取り返しのつかないことになってしまいます。
②相場のカネとタコの糸は出し切るな
投資は余裕資金で行えという教え。凧揚げをする時に糸を全部出してしまうと、さらに糸を出して調節することができなくなってしまうように余裕資金も残しながら調節する余裕を持った投資を行えというたとえ。
実際に全財産を投資しその後、価格が下がれば、買い平均値を安くするためのナンピン買いも出来ず、損切りか、塩漬けと選択肢が無くなり結果的に勝率を下げてしまう。
儲かっているからと過剰な買い増しをするなという意味にもとれます。
③下手なナンピンすかんぴん
平均購入単価を下げようとナンピン買いをしていて、塩漬けになったり、会社が倒産し株券が台無しになったりして素寒貧(無一文)になるという教えです。無理にナンピン買いを進めて余裕資金にまで手をつけてしまうと命取りになりかねません。
ナンピン買いとは… 保有株の下落時買い増しを行い、株の平均購入単価を下げる手法。
成功体験より失敗談の方が役に立つと思うの。私の過去の投資の失敗談は、下がったら買い増し!バーゲン!って馬鹿の一つ覚えで脳死していて、何にも考えず100万円追加で購入して、その後ドンドン下がり続けて回復することはなかったことかな。損切りは必要と学んだ🤤👏
— りり子 (@ririko63279) September 29, 2020
④卵は一つのカゴに盛るな
一つのカゴに卵を盛った場合、そのカゴを落とした時に全て割れてしまいます。そうならないように複数のカゴに分けておけばもしもの時に全て失わずに済むという教えです。リスクの高いことをせず、安心安全に確実に儲けられるように分散投資を行いリスクを減らす事は投資の基本です。
分散投資でリスクを減らす事の教えです。一銘柄に集中投資するとリターンは大きく上がるがリスクも大きくなる。あらゆる投資商品を組み合わせた投資信託、時間を分けて購入するドルコスト平均法などリスクを減らす事が投資では大切です。
例えば1銘柄に集中するとリスク(リターンの上下のブレ)が高くなります。当たれば大きいが外れれば大きく損します。実際に下手なナンピンすかんぴんという言葉の通り、1銘柄集中で失敗すれば大変な事になります。
分散投資をする事でリターンを+に持っていく確実で堅実な投資を心がけましょう。
投資の世界では好きとか嫌いではなく、自分の資産を守るために最善の行動が必要となります。リスクを出来るだけ減らし、リターンを限りなく高める。それが投資家の務めです。卵を1つのカゴに盛らずに複数に分散しながらリスクを減らしましょう。
続いては、リスク対策が必要な項目をお知らせします。格言と共に学び、理解を深めていきましょう。
投資で大切なリスク対策
資産運用には様々なテクニックがあり、損失によるリスクを抑える方法がたくさんありますので学んで対策しましょう。基本は分散投資でリスクを抑える事です。
・時間の分散 長期投資・ドルコスト平均法(積立投資)
→長期投資は値上がり+複利で増やす事ができる。
・投資商品の分散
・投資先の地域の分散
・小額からはじめる。
→投資のコツは『コツコツと』
・焦らずじっくりと学ぶ
・複数のネット証券会社の証券口座を持つ
資産運用をするのに初心者におススメなのは、投資信託の定額の積立です。投資信託自体、様々な金融商品が組み合わさっているので、積立で時間の分散をする事でよりリスクを抑える事が出来ます。また、複数の証券会社のネット口座を持つと各証券会社のメリットを享受出来る上、購入できる商品の幅や入ってくる情報量が変わります。
初心者の方は、複数のネット証券会社の口座を開き、実際に操作してみて自分が使いやすい所をメインにして使っても良いでしょう。
投資に関して勉強不足の内は少額から、っていうのは多くの人にとっては間違っていないアドバイスだと思う。
いきなり大損こくとメンタルもリカバリーも大変だし、逆に大儲けすると、投機的な運用になりがちかと。
慎重派(自分含む)は少しずつ慣れていって値動きへの耐性をつけるのが肝要かと🤔
— 凡太郎@文系企業戦士 (@Bontaro_taro) October 3, 2020
以上、投資の格言から学ぶ失敗する事の恐ろしさでした。最後までお読みいただきありがとうございました。